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2018.05.28
ファクタリングの基礎知識

ファクタリングとビジネスローンの違い

ファクタリングとビジネスローンの違いとは?

資金繰りこそ、経営者の手腕の見せどころ。
その中でも、ファクタリングとビジネスローンは、中小企業の資金繰りにおいて特に有効な資金調達手段です。
それぞれの特徴を押さえて、今の苦しい状況を抜け出すためには、どちらの利用がより効果的なのかを判断しましょう。

ファクタリングとは

ファクタリングとは、通常支払いサイトが長い売掛金を早期現金化することで資金を得る方法です。
大手金融機関などもサービスを提供していますが、中小企業が利用できるのは、主に民間系のファクタリング会社となります。

第三者に売掛債権を売却、その対価を支払ってもらうことで、本来の資金化日より前に、売掛金を会社の資金として使えるようになります。

ただし、自社口座に入金されるのは、売掛金の額面から手数料を差し引いた分の金額となります。

売掛金という自社の資産を生かして資金をつくるという、日本では新しいタイプの資金調達方法です。

ビジネスローンとは

ビジネスローンは、消費者金融が提供する、事業者向けのキャッシングサービスです。
通常の個人を対象とするカードローンとは別で、中小企業や個人事業主向けを対象につくられ、別名事業者ローンとも呼ばれています。

ファクタリングとビジネスローンの違い

ファクタリング ビジネスローン
限度額 売掛金の範囲 平均300〜500万(最高1000万)
手数料 1〜40%(平均20%) 15〜18%
審査対象 売掛先 利用会社
審査通過率 高い 低い
スピード性 最短即日 最短即日
信用情報への影響 なし あり

審査

ビジネスローンでは、貸したお金が返ってこなければ、消費者金融は多大な損失を被ることになってしまいます。

このためビジネスローンの審査では、利用会社を対象に、中長期的な見通しでその信用力がしっかり査定されます。
その審査基準がいくら銀行よりも柔軟とはいえ、資金繰りの厳しい中小企業にとっては、やや厳しいものとなることは間違いないでしょう。

これに対してファクタリングでは、ファクタリング会社はあらかじめ売掛債権から手数料を差し引いた金額を利用会社の口座に支払っています。
ビジネスローンと違って、支払い期日に売掛金さえきちんと支払われさえすれば、手数料収入を確保できる仕組みになっているということです。

これにくわえてファクタリングは、代金回収リスクを含めて、売掛債権そのものを買い取る取引。
万が一売掛先が倒産しても、償還請求権といって、利用会社に代金を請求する権利を持っていません。

このため、ファクタリング会社にとっての審査対象は、利用会社ではなく、主に売掛先の信用力となります。
税金未納やリスケ中など、一般的に不利とされる条件を抱えていても、利用会社の返済能力はほとんど関係がないので、ビジネスローンよりも審査に通る可能性は高いといえるでしょう。

コスト

ビジネスローンの利息は、年利で5.0%~15.0%

それに対してファクタリングは、3社間ファクタリングが1〜5%、2社間ファクタリングが10〜40%(平均20%)です。

一見、ビジネスローンよりも3社間ファクタリングの方が安く、2社間ファクタリングとも大差ないように思われますが、この数字は、1回のファクタリング利用で徴収される手数料の割合です。

具体的な例を見てみましょう。

1ヶ月後に入金される、100万円の売掛金を、手数料20%でファクタリングした場合、手数料額は20万円。
これを年利換算してみると、0.2%×12ヶ月204%にもなってしまいます。

1年間借りて、15万円で済むビジネスローンと比べて、1ヶ月弱で20万円差し引かれてしまうことを考えると、借入期間に対するコスト面という観点では、ビジネスローンが優れているといえるでしょう

スピード性

事業者ローンとファクタリング、どちらも最短即日可能を謳う業者の多い、スピード性に富んだ資金調達方法です。

しかし、最短即日が実現できる可能性が高いのは、事業者ローンです。

その理由は、両者の審査方法の違いにあります。
ビジネスローンでは、入力された決算書の内容によって融資額や、金利などを自動的に決定するスコアリングシステムが審査に利用されます。
このため、決算書の数値さえ正確であれば、経営状況は機械によって点数化されるので、素早い融資判断が可能です。

それに対して、ファクタリングの手数料の試算は、担当者が決算書を見ながら行う、アナログな審査となります。
必要書類も、自社の基本的な資料の他に、売掛先との基本契約書、売掛金の請求書、過去の取引が確認できる書類など事業者ローンに比べて多いので、準備にも審査にも多少時間がかかります。

もちろん、不備のない完璧な書類を用意して、午前中など早い時間に申し込めば最短即日でのファクタリングも十分可能ですが、成功の確率からいうと、事業者ローンのほうが高いと考えられます。

信用情報の記録

事業者ローンは、金融機関からの借入となるので、信用情報に記録されるほか、貸借対照表(B/S)に負債として計上する必要があります。
それだけでなく、高金利であるノンバンクからの借入は会社の信頼性が低いと判断される一つの目安となってしまうので、今後の銀行審査に影響を及ぼす可能性も高くなってしまいます。

それと比較して、ファクタリングは売掛金というあくまでも自己の資産を生かした資金調達方法。
借入ではないので信用情報に掲載される心配はなく、貸借対照表にも負債と記入する必要もありません。
したがって今後の銀行融資に影響を与える確率は、事業者ローンよりも低いと言えるでしょう。

ただし、ファクタリングの手続きに必要な債権譲渡登記の取引中(売掛金入金から30~40日程度)は、その記録が残るので、多少融資審査に影響が出る可能性もあります。


資金の自由性

ファクタリングと事業者ローンでは、借入のタイミングや返済方法など、資金に関する自由度も異なります。

大手消費者金融機関が提供しているような事業者ローンの場合は、審査結果の範囲内であれば、24時間365日、銀行やコンビニのATMで、何度でも借り入れや返済が可能です。
返済期間も、最高10年まで自分で設定でき、返済方法もリボルビング払いなどの分割払いが可能なので、経営状態に合わせて無理なく選ぶことができます。

枠だけ持つ分にはコストは一切かからないので、いざという時に必要な金額だけ借りるという使用方法ができるのも魅力的です。

それにくらべてファクタリングは、保有している債権を売却して資金を得るので、調達額は売掛債権の額面に左右され、選ぶことはできません。
ただし、先に手数料を払ってしまっていると点については、返済に気を回す必要がないという見方もできます。
また、売掛先が万一倒産した際でも、代わりに代金を支払う必要がないという点は、リスク回避の観点からみると、大きなメリットといえるでしょう。

ファクタリングとビジネスローンの使い分け

ファクタリングとビジネスローンの使い分け

ファクタリングとビジネスローンは、どちらも中小企業において、苦しい時の資金繰りに欠かせない資金調達手段です。
どちらもその特性は一長一短ですので、一概にどちらが良いとはいいかねます。

このため、使い分けの際には、譲歩できない条件、自社の求める条件を絞って考えていくのが有効です。

例えば、確実に明日には資金を確保したい、という緊急性の高い事態には即日で実現できる可能性の高い、ビジネスローンを選びましょう。
来期の決算や追加融資など、銀行の大切な融資が控えていて、なるべく信用情報に傷をつけたくない、という場合は、多少コストが割高でもファクタリングを選んだ方が、長期的には良い作戦かもしれません。

どちらか迷っていて、資金調達まで時間的な猶予があるのであれば、複数社のファクタリングに見積もりを出してもらってから決断するのがおすすめです。
金融機関の借入れと違って、申込みや審査を受けても信用情報に残らないので、より具体的な条件で比較することができます。

まとめ

ビジネスローンは、比較的低コストで、スピーディ、借入や返済の自由度が高い資金調達方法です。
それに対して、やや割高な手数料のファクタリングですが、自己の資産である売掛債権を売却して資金を得る仕組みは、信用情報に傷がつかないという点では、ビジネスローンより優れているといえるでしょう。
どちらを利用すべきかは自社の状況によって適宜異なりますので、優先順位を考えて選ぶことをおすすめします。
ファクタリングは、申し込みや審査を受けても、ビジネスローンと違って、信用情報に残るようなことはありませんので、実際に見積もりを出して検討すると良いでしょう。

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